今回の観察会の時間帯は、秋の星座だけでなく、西には夏の星座もまだ見えていて、冬の星座も東の空に昇ってくるので3シーズンの星座が夜空をにぎわせてくれます。今は、土星が見ごろとなっています。来年地球から見える土星の角度が、ちょうど環が消失する角度の為、くし形土星が見られるという、天体現象も見どころです。
当日は、曇りだったので、曇天プログラムとなりました。天体観察はできませんでしたが、雨は降っていなかったので、屋上にあがり双眼鏡を使って、肉眼との見え方の違いを感じとってもらいました。参加人数が少なかったので、全員が双眼鏡を実際に触って操作する体験をしました。富士市の夜景がきれいだったです。星空案内人ボランティアスタッフも指導に加わって、皆で和気あいあいとアットホームな雰囲気で屋上での観察を楽しみました。
室内での活動は、天体についての話し、上映会、星座カードづくりを行いました。
天体についてのお話しは、最近まで肉眼でも暗い条件下では見えたという、世界中で話題の「紫金山・アトラス彗星」についてや、土星の輪の見え方などについてのお話しもしました。
人気の星座カードづくりも、毎回参加してくれているリピーターさんは、各季節の星座カードが揃ってきて、大喜びしてくれました。(星座カードを作るのは雨天曇天の時なので、それだけ天体観察ができなかったということなのですが💦)
次回の観察会は、12月14日の「ふたご座流星群」観察会です。特別プログラムとなっております。暖かい飲み物と、レジャーシートを持参して、寝っ転がって観察する予定です。
冬の星座観察会は2月です。冬は晴れる確率が高いので、多分屋上で冬の星座を楽しめると思います。ご参加お待ちしております。
<<担当:狩野(なな)>>