
2月23日は今では国民の祝日ですが、静岡県では「富士山の日」として覚えているご家族も多いですね。少年自然の家では、毎年2月23日にスパイスから作る本格カレー作りが恒例となっています!今年は34名の方にご参加いただき、にぎやかに開催することができました。
まずは富士山の日にちなんで“富士山体操”でウォーミングアップをしました。カレー作りでは、初めて会うご家族とも協力して進めます。その前に、グループ対抗の積み木タワー作りを開催!制限時間内にどれだけ高く積み上げられるかを競い合い、「他の家族と仲良くなれてよかった!」という声も聞かれました。




いよいよカレー作りに挑戦!今回のメニューは、スパイスカレーと野菜の素揚げ、タンドリー風チキン、飯盒炊飯です!まずはカレーの準備……の前に、火おこしからスタート。マッチと薪、新聞紙を使って調理用の火をおこします。ここでうまくいかないとカレー作りが進まないので、皆さん真剣な表情で取り組んでいました。火の番がかまどを見守る間に、カレーの下ごしらえを開始。たまねぎをみじん切りにし、素揚げ用の野菜も食べやすい大きさにカット。続いて飯盒炊飯へ。水加減がポイントなので、所員の師匠にチェックしてもらいました。


下ごしらえが済んだら、いよいよ火にかけます。火力を調整しながら、スパイスと調味料を加えてじっくり煮込み。飯盒のごはんの炊き具合も慎重にチェックしました。


忘れてはいけないのがタンドリー風チキン。師匠特製のタレに漬け込み、焼く前に電子レンジで下処理をしてから火にかけます。


まだまだやることはたくさん!カットした野菜を素揚げします。パプリカ、アスパラ、カボチャの3種類を使いましたが、どれもおいしく揚がりました。



さぁ、いよいよ盛り付けです。グループごとに自由に盛り付けてもらいましたが、富士山の日にちなんで、ごはんを富士山型に盛り付けたカレーを作るグループも!とてもおいしそうでした。どの家族もきれいに盛り付け、おいしいと言いながら笑顔で食べていました。



食後は片付けをして、最後に「カレーにまつわる紙芝居」で少しお勉強。なかなかカレーの歴史について知る機会は少ないので、良い学びの時間になったようです。レシピもプレゼントしたので、おうちでもぜひスパイスカレー作りを楽しんでくださいね!

<<担当:寒河江大亮(えびちゃん)>>