ししどて学級卒業生デイキャンプ(3/9)を開催しました

3月9日に「ししどて学級卒業生DAYキャンプ」が開催され、19名の卒業生が参加しました。

「ししどて学級」は、少年自然の家で最も歴史のあるプログラムで、今年で50年目を迎えます。富士市の小学4年生から6年生までが対象のこのプログラムですが、卒業後も少年自然の家を身近に感じ、新たな体験をしてほしい。そんな想いから、このDAYキャンプを企画しました。中学生・高校生になった卒業生たちが丸火自然公園に集まりました!

まずは開所式からスタート。久しぶりに顔を合わせる仲間たちに、初めましての参加者もいて、少し緊張した様子です。ただ、活動が進むにつれて笑顔が増えていきました。

最初は、班ごとにゲームに挑戦する「班チャレ」!久々の体験に息が合わず何度も挑戦する班や、抜群のチームワークでらくらくとクリアする班も!何より、みんなが楽しそうに笑顔で活動しているのが印象的でした。

ししどて学級でも体験した火おこしですが、今回はさらにレベルアップ!木をこすり合わせて火種を作る火おこしに挑戦。3種類の火おこし器具の中から好きなものを選び、煙を出せたら成功というルールです。ただ、さすが卒業生!煙を出すだけでなく、しっかりと火種を作り、麻ひもを燃やすことにも成功しました。

お昼ごはんは、メンバーと協力しての飯盒炊飯。火おこしをして飯盒でごはんを炊き、カレーを作りました。ししどて学級生には懐かしいメニューですね。役割分担をしながら、野菜を切ったり、かまどの火を見たり、飯盒を準備したりと、それぞれが自ら動いて調理に取り組みました。ししどて学級の時より上手に炊くことはできたでしょうか?

出来上がったら班ごとに「いただきます!」自然の中で、自分たちで調理したカレーは、いつ食べても格別のおいしさですね♪

食べ終わったら、片付けもしっかり行います!この頃にはすっかり打ち解け、「同じ年度に参加してたよね!」と懐かしそうに話したり、たき火を囲んで楽しく会話する姿も見られました。卒業年度が異なるメンバー同士でも、「ししどて学級」という共通の体験があるからこそ、自然と会話が弾みますね。

午後のプログラムは、オリエンテーリング。ししどて学級でも体験した活動ですが、今回は難易度がアップ!地図と写真を手がかりにポイントを探し、どれだけ多くの地点を巡れるかを競いました。どの班も無事にゴールすることができました。

楽しい時間はあっという間。最後は閉校式です。卒業してから、自然に触れる機会が減ってしまった人もいたかもしれません。それでも、こうして再び少年自然の家に戻ってきてくれたことが何より嬉しいです。

これからも卒業生DAYキャンプを開催する予定です。また次回、みんなに会えるのを楽しみにしています!