10月 秋の星座観察会

月いち星座観察会、10月は秋の星座観察会です。
(といっても、夏の大三角もまだ観望できます~~~)

9月の星座観察会に比べると、丸火の夜はかなり冷え込んできました。が
空気は気温が低い時の方が澄んでいるので、美しい夜空を満喫できました。

「プラネタリウム誕生100周年」の日でもあり、オリオン座流星群も来ていたりと、
天文ファンの間では、注目度が高い日でもありました。

まずは、いつものように星空案内人「ナナ」による、天体についての基礎知識と、
本日観望する天体についてのお話からスタートです。
1グループ1台づつお貸しする双眼鏡の使い方と観察中の注意事項をお話した後、
屋上に移動です。

屋上では、星空案内人ボランティアスタッフの方々が望遠鏡を準備して待ち構えてくれています。
今日は上限の月。クレーターもはっきりと見れました。
9月に引き続き土星も観望しました。何回見ても、環には感動します。
月のクレーターと土星は観望会の一番人気の天体ですね!

秋の四辺形(ペガスス座)もくっきり見えました。
ほとんどの参加者が見つけることができました。
秋の星座は、この四辺形を基に探していきます。
アンドロメダ座、カシオペア座、北極星、北斗七星のミザールアルコルと、
星巡りは続きます。月が明るすぎてわかりにくかったですが、
秋の星座で唯一の1等星フォーマルハウトも確認しました。

望遠鏡では、お隣の銀河「アンドロメダ銀河」と白鳥座のくちばしにあたる二重星
「アルビレオ」を観察。オレンジ色とブルーの星の並びがくっきり美しく
見ることができ、皆感動していました。

観察会も終わりに近づく時間帯には木星も出てきてくれたので、
木星の縞模様やガリレオ衛星も望遠鏡で観察しました。

次回11月も秋の星座観察会です。天候状況にもよりますが、
望遠鏡の倍率をあげて観察してみようと思います。
まだ土星も見えるはず!皆さまのご参加をお待ちしております。

<<担当:狩野(ナナ)>>