
11月9日から10日にかけて、第4回ししどて学級が開催されました。
ししどて学級は今年で49回目を迎え、少年自然の家で最も歴史あるプログラムとして多くの参加者を迎え入れています。
ししどて学級の今回のテーマは、オリエンテーリング尽くしの2日間!これまで4回の活動で培ってきた班のチームワークが、最大限に試される時間となりました。

まずはポイントオリエンテーリング!
最初は「ポイントオリエンテーリング」に挑戦。地図に記されたポイントを、順番に回りながら進むプログラムです。少年自然の家を出発し、中央広場を目指して進んでいきます。道中では、地図の読み方や班員同士の協力が欠かせません。どの道を選ぶか、班ごとの作戦がカギ。最後は全班無事にゴール!到着後は、広場でお昼ご飯を楽しみました。


午後はスコアオリエンテーリング!
昼食後は、さらに頭を使う「スコアオリエンテーリング」に挑みます。少年自然の家でも人気のこのプログラムは、すべてのポイントを回るのではなく、地図に示された複数のポイントの中から、どこを目指すかを班で決めるのが特徴です。
ルート選びも勝敗を分けるポイントのため作戦会議も重要です。地図とにらめっこしながら「こっちのルートの方が近道じゃない?」「このポイントの方が得点が高い!」といろろんな意見が!
そして、最後は限られた時間の中で、班員同士のコミュニケーションがカギを分けたようです。ゴールに戻ってきた頃には、みんなほどよい疲れと達成感でした♪

たくさん歩いて頭も体もフル回転したあとの夕食は格別。
しっかり食べて、次のプログラムに向けてエネルギーチャージ完了!
夜は白熱のまくら投げ大会!
夕食後のお楽しみタイムは、常葉大学の実習生が企画・準備してくれたレクリエーション! どんな遊びが待っているのか、みんなワクワク。
そしてこの夜、一番の盛り上がりを見せたのは…常葉大学の実習生が企画したまくら投げ大会!普段はできない体験に学年関係なく大乱戦に!たくさん笑って、たくさん動いて、思い出に残る夜となりました。

2日目がスタート!
朝起きたらまずは清掃、そして朝のつどい。4回目ともなると、子どもたちも朝の流れにすっかり慣れ、準備や片付けもスムーズです。朝食をしっかり食べて、今日の活動に向けてエネルギーチャージ!

朝食後は、前日に歩いた丸火自然公園の森を振り返るレクチャー。昔と今の森の様子を比べながら、自然の変化について学びました。自分たちが歩いた森の昔の姿を知ることで、子どもたちは改めて自然の成長の力に驚いた様子でした。

そして、いよいよ2日間の集大成となるリレーオリエンテーリング!
今回のルールは、2人1組で順番に地図を見ながらポイントを探し、キーワードを見つけたら次のペアにバトンタッチ。すべてのポイントを回り、いち早くゴールした班が勝利となります。最初は気乗りしなかった子どもたちも、いざ始まると目の色が一変!全速力でポイントを探し、仲間を励ます姿も見られました。途中、大きく道に迷ってしまう班もありましたが、班の垣根を超えて「がんばれー!」と応援する姿がとても印象的でした。
最後のポイントでは班員全員が合流し、一緒にゴール!これ以上ない達成感を味わうことができました。




最後は、2日間の活動を総合しての優勝班を発表!
発表の瞬間、どの班もお互いの健闘をたたえ合っていました。

次回はいよいよ最終回!
ししどて学級も次回で第5回の最終回を迎えます。
最終回も全力で楽しもう!
<<担当:寒河江(えびちゃん)>>