公園・施設概要

少年自然の家の概要

 富士市立少年自然の家は、富士山麓の豊かな自然の中で野外活動および集団生活を通じて心身ともに健全な青少年の育成を図ることを目的として、昭和49年(1974年)に設置されました。約50年の歴史があり、毎年富士市内のほとんどの小中学校、市民が利用している社会教育施設です。

 従来、富士市教育委員会が直営で運営していましたが、平成28年度より指定管理者制度が導入され、特定非営利活動法人ホールアース自然学校(本部:富士宮市)が指定管理者として管理運営に当たっています。

少年自然の家のほか、丸火青少年の家、丸火体育館、グリーンキャンプ場、BBQ場、丸火自然公園を管理運営しています。

少年自然の家が目指すもの

1.自然の大切さ、人と人のつながりなど新たな気付きから豊かな人間性を育みます。

富士山麓の豊かな自然や集団生活を通じて、自身を見つめる貴重な機会を提供します。

2.幅広い年代への体験活動の場を提供します。

子どもだけでなく、家族や中高年層にも体験活動の場を提供し、心身のリフレッシュや健康増進に貢献します。

3.富士市内の学校団体に留まらず、幅広く利用いただけるよう積極的に広報に取り組みます。

条例改正により、従来の青少年を対象とした野外活動以外の属性・目的でも利用できるようになりました。企業研修、スポーツ合宿、文化・芸術活動の目的でもご利用いただけます。

スタッフ紹介

丸火自然公園の魅力を皆さんに分かりやすく楽しくお伝えし、より身近に感じられるようにお手伝いをしています。
経歴も得意分野も様々なスタッフの多様性こそ、富士市立少年自然の家、最大の魅力です!
それぞれニックネームがありますので、気軽に声をかけてください。

所長 大武 圭介 (ウォーリー)

【略歴】
愛知県出身。大学で農学を学び、2001年岐阜県立森林文化アカデミーへ入学。地域づくりや環境教育を学び2003年ホールアース自然学校へ入社。静岡県、岡山県、神戸市等、各地で自然体験活動指導者育成、社会教育施設の運営等に数多く携わる。

2016年 富士市立少年自然の家/丸火自然公園の所長に着任
2020年 岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育センター(モリノス)の担当者に着任
2024年 富士市立少年自然の家/丸火自然公園の所長に復帰(モリノス担当者と兼務) 

【保有資格】
・国内旅行業務取扱管理者
・ノルディックウォーキングベーシックインストラクター
・防火管理者

5年ぶりに丸火に戻ってきました!
2016年に初めて指定管理者制度が導入された際、所長として着任して4年間丸火の魅力を多くの方に知っていただけるよう、様々な取り組みをしてきました。2020年より岐阜県立森林文化アカデミーモリノスに異動し、コロナ禍を経て社会情勢が大きく変わった中、2024年より再び担当者として関わってきました。富士市民はもちろん市外・県外の方にも、富士山の雄大な自然が体感できる丸火でお会いできることを楽しみにしています。

副所長 寒河江 大亮 (えびちゃん)

【略歴】
神奈川県大和市出身。
大学で野生動物の生態学と環境教育を学ぶ。
2014年にホールアース自然学校に入社。
2014年10月~2024年3月 田貫湖ふれあい自然塾の運営スタッフとして勤務。
野鳥、ヘビ、昆虫などをテーマにした生き物プログラムや親子で自然の職業を体験するイベントなど企画。2024年4月から富士市立少年自然の家副所長

【保有資格】
・生物分類技能検定 2級 動物部門
・プロジェクトワイルド・WET エデュケーター
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス(CARE FOR CHILDREN)
・学芸員
・ビオトープ管理士 施工部門

今ではアウトドア大好きでしたが、幼少期は引きこもりでした。
そんな自分を変えてくれたのが身近な自然。自然で思い切り身体を動かして、生き物を観察すると前向きな気持ちになれます!!
一緒に自然を楽しみましょう♪

事務局長 諏訪 さやの (さやぽん)

【略歴】
富士市出身。高校では陸上部所属、長距離走専門。

2003年、茨城大学理学部修士課程修了。植物生態学を学び、富士山溶岩上のアカマツ林にて多くの時間を過ごす。また、大学時代よりモダンダンスを始め、以来踊り好き。

2003年、富士市立中学校に事務職員として勤務。
2005年、ホールアース自然学校へ。事務局業務を中心に、植物調査や健康増進系業務の担当を担い、途中で産休育休。
2020年、富士市立少年自然の家事務局担当。

【保有資格】
・JNFAノルディックウォーキングベーシックインストラクター
・プロジェクトワイルドエデュケーター
・学芸員

裏方、表方に関わらず、少しでも多くの方にとって、自然を身近な存在にしたい、生まれ育った富士山麓で、自然と人とのよりよい関係づくりをしていきたい、と思ってきました。今は、小さい頃からなじみ深い丸火自然公園で、この場所のすばらしさを紹介できることが嬉しいです。お越しをお待ちしております!

指導員 狩野 尚見 (ナナ)

【略歴】
富士市出身。大学で病理学を学び、細胞疹スクリーナーを目指すも、顕微鏡で癌細胞を追う度に酔ってしまい、体が適応できず断念。卒業後は製薬会社研究所に勤務。結婚を期に退社。専業主婦歴10年。その後、富士市の幼・小・中学校で、講師やサポート員を10年。

2016年、富士市立少年自然の家/丸火自然公園職員として、ホールアース自然学校入社。

【保有資格】
・中学校、高等学校教諭一種免許(理科)
・衛生検査技師
・第一種衛生管理者
・あそび子育てインストラクター2級
・星空案内人
・ネイチャーゲーム指導員
・ノルディックウォーキングベーシックインストラクター(JNFA)
・ノルディックウォーキング指導士NI(JNWO)
・保育士
・モルック指導員

3人の子育て中、子ども達の参加する野外活動体験に付き添う内、自分がすっかり自然の魅力にひかれていきました。野外活動は自然の中で、人と人とのコミュニケーション力を学べます。自分はひとりではない、誰かに支えられていることに気づき、色々な事への感謝の気持ちが生まれます。
利用者の皆さんが、気持ちよく活動できるようサポートさせていただきます。

指導員 髙橋 亨 (師匠)

【略歴】
富士市出身。
大学卒業後、地元富士・富士宮地域の高等学校で書道講師を歴任。
富士市のまちづくりセンターにて、書道・水墨画・絵手紙を長年指導。ロゼシアター等で個展100回以上開催する。
2011年より、富士市立少年自然の家施設管理員として勤務。
2016年より、ホールアース自然学校スタッフとして、引き続き少年自然の家/丸火自然公園に入社。

【保有資格】
・中学校国語、高校書道免許

社会教育課少年自然の家で5年間お世話になり、引き続き施設の管理や指導面で頑張っていきたいと思っております。芸術分野・各種クラフト作り・植物観察など得意分野を生かし、利用者のみなさんの活動をお手伝いします。

指導員 小林 導治 (こばさん)

【略歴】
富士宮市出身 富士山頂と郵便番号が同じ所に住む
小1から一人で庭にテントを張り、夏休みを過ごす。
小3で焚き火でインスタントラーメン作りに成功する。
小5の時に富士山の沢で10mくらいの崖登りをして振り返っての高さに驚く。
大学では、東洋史学と少林寺拳法を学び、ドイツ語もわからないのにドイツ一人旅(宿はその日に決める)に行き、お互い誠意があれば「意味はわからないが心は通じる」と確信する。語学研修で行った中国では太極拳の老師に気に入られて一人だけ違う技を教わる。
卒業後は富士宮市の観光業務、天子の森や田貫湖キャンプ場の管理運営、公民館でプログラム企画を経験。富士山村山登山道の研究。

2018年、富士市立少年自然の家/丸火自然公園の指導員となる。

【保有資格】
・SAJスキー1級・大型特殊自動車免許・小型車両系建設機械
・フォークリフト運転・アーク溶接特別教育修了
・JBSブッシュクラフトアドバイザー

自然の中で静かにしていると、普段は聞こえないいろんな音が聞こえます。この間はかなり大きいガサガサ音が聞こえました。大きなイノシシさんでした。ハッキリ言って怖かったです。

指導員 関崎 佳宏 (せっきー)

【略歴】
富士市出身
地元富士市に30歳で戻り、一般の企業で働いたのち、40歳手前で教員免許を取得するため大学に入り直す。その後富士市・裾野市などで小学校教員を約7年の勤務を経て、2023年4月より富士市立少年自然の家の職員として、ホールアース自然学校に入社。

【保有資格】
・小学校教諭一種免許
・特別支援学校教諭一種免許
・乙4種危険物取扱者
・静岡県青少年指導者中級
・環境再生医中級

富士市立少年自然の家や丸火自然公園を利用してくださるみなさんに自然の楽しさや、丸火のすばらしさを伝えるお手伝いが、少しでもできたらと思っています。

指導員 岸ノ上 美樹 (きっしー)

【略歴】
東京都出身。
公立中学校にて保健体育科教諭として数年勤務。
2016年~富士宮市に移住、ホールアース農場でスタッフとして勤務。
2022年~丸火少年自然の家にて非常勤スタッフとして勤務。

【保有資格】
・中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

丸火自然公園内は、きちんと整備された遊歩道が南北に走り、ほどよいアップダウンもあるので散策にもってこいです。多種多様な植生、四季の移り変わりも楽しめます。市街からほど近くにこんな素敵な場所があることを、多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。